コーヒーマグ

多治見の丸朝製陶所で製作されたマグです。

コーヒーの着色や茶渋などが、ほとんど付着しません。また、非常に固く割れにくいマグです。

1300℃という高温で長時間焼成されており、表面が非常な滑らかです。

丸朝製陶所について

創業1916年以来、食器を得意分野としている美濃焼の製陶所です。創業者のルーツは、同じく陶器の産地愛知県瀬戸市赤津の松原家といわれています。

丸朝製陶所では、窯の最高温度を1300℃まで上げて24時間しっかりと焼成することにより土の中にある不純物をできる限り燃焼させています。

焼成中に窯の中にある酸素をなくすことにより（還元焼成）、土の純度や密度を高めることが可能となり製品の強度をより高めことができます。白さや透光性も兼ね備える白磁の製品を製作することかできます。

陶磁器を焼く窯の設定温度は通常1270℃の温度帯で焼かれることが多く、1300℃あったとしても焼成時間が4時間と短時間の窯元もあります。

しかし、丸朝製陶所ではコストや時間を惜しまず、より品質の高い製品作りを心がけて100年後でも末長く使えるような製品を作り続けています。