焙煎度合いについて
焙煎度合いは、焙煎時間と焙煎終了時の温度、焙煎後の冷却時間などによって変わってきます。
焙煎度合いによって味が大きく変わり、とくに酸味と苦味に大きく影響します。
焙煎度合いによって味が大きく変わり、とくに酸味と苦味に大きく影響します。
煎り具合 | ロースト名 | アグトロン | 味わいなど |
中煎 | ミディアム | 71~80 | 酸味があり苦味が少し感じられる |
中煎 | ハイ | 61~70 | 酸味と苦味を感じるが酸味のほうが強め |
中煎 | シティ | 51~60 | 酸味と苦味を感じる |
深煎 | フルシティ | 41~50 | 苦味が強めで酸味も感じることもある |
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フルシティロースト
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コーヒーの産地に関わらず、焙煎が浅いコーヒーは苦味が少なく、コーヒー豆の様々な香りが楽しめます。
焙煎が深くなるほど苦くなり、香ばしい香り変化していきます。
焙煎度合 |
浅め | 深め |
苦味 | ★ | ★★★ |
酸味 | ★★★ | ★ |
香りの種類 | ナッツ、チョコ、ハーブ、オレンジ、アールグレイ、パッションフルーツなど | 香ばしい香り |
多くの場合、コーヒーの産地による味の違いよりも、焙煎度合いによる味の違いが大きくなります。
そのため、当店ではお客様のご意見をお聞きしながら、浅めに焙煎したり、深煎りに焙煎したものをバランスよく販売しています。
産地の異なるコーヒーのうち、どれを深煎りにするかは、コーヒー店によりますが、当店では香りの個性が強くないブラジルを深めに焙煎しています。
マンデリン(インドネシア)は、深めに焙煎することで、より個性的で魅力のあるコーヒーになると考えて焙煎をしています。
その他のコーヒーについても、お客様の嗜好に合わせながら、それぞれの個性(特に香り)が出来る限り引き立つようにしています。